【三重県名張市】犬と一緒に行ける素敵な場所【赤目四十八滝】
深い緑の森の中、木漏れ日が差し込む静かな渓谷を
犬と一緒に歩きたいな。
滝が放つマイナスイオンをたっぷりとあびたいな。
オオサンショウウオも見たいな。
美味しいお芋のまんじゅうも食べたいな。
忍者ごっこもしたいな。
そんな場所ってありますか?
あります!
今回ご紹介します、犬と一緒に行ける素敵な場所は、
三重県名張市赤目町にあります、
赤目四十八滝
です。
赤目四十八滝
ここは、その名が示すように、全長約 4km(高低差約 200m)の渓谷沿いに48もの滝があります。
渓谷は遊歩道となっていて、鮮やかな深い緑の風景の中を散策することができます。
思い出
もう10年くらい前になるけれど、ここへ初めて行った時のことをよく覚えています。
「あっ!ここ犬と入るの駄目だな・・・」
と思って、一度引き返したんです。
赤目四十八滝の入口は、日本サンショウウオセンター(水族館みたいな所)の中を通るので、犬と一緒はてっきり駄目と思ったんです。
でも、せっかくここまで来たのだからと思い、とりあえず受付へ行ったら、
「いいですよ!」って
そんな感じで嬉しく思いながら入場料を払って、ちょっとドキドキしながら日本サンショウウオセンターに入ったのを覚えています。
素通りする人もいるけれど、せっかくなのでオオサンショウウオも見てくださいね・・・可愛いですよ(笑)
当時は、48番目の最後の滝 “岩窟滝” まで犬も一緒に行くことができました。
しかし、これが結構大変で、何度か途中で引き返して帰りました。
3回目か4回目に行った時だったかな・・・ようやく最後の滝まで行けた時には往復で4時間くらい歩きました。
今となっては良い思い出です。
千手滝まで
残念なのですが、今は途中までしか犬と一緒には行けません。
2015年4月1日から、犬と一緒に行けるのは、千手滝(せんじゅだき)までになりました。
犬が苦手な人から苦情があったのかはわかりませんが、千手滝から先は狭い急な階段が続いて危ないからだと思います。
とは言え、あまり先まで行くと結構しんどいので、千手滝までくらいがちょうどいいかな。
犬と同行は出来ませんが、最後にある48番目の 岩窟滝(がんくつだき) まで行かれたい方は、しっかりしたトレッキングスタイルで、時間に余裕を持ってチャレンジしてくださいね。
詳しくは、入山マナーをご一読ください。
外部リンク:赤目四十八滝 皆様へのお願い
日本サンショウウオセンター
駐車場からしばらく歩くと、日本サンショウウオセンターが見えて来ます。
ここで入場料を払って、パンフレットをもらってください。
せっかくなので素通りせずに、オオサンショウウオも見てくださいね。
何度か来ているのですが、自然の川ではまだ見つけたことはありません。
どこにいてるのだろう・・・
そして、センターを抜けると散策コースのはじまりです。
ギャラリー
赤目四十八滝の風景
深い緑の森と滝が続きます。
暑い時はちょっと泳いでクールダウンできるので、犬も涼しくて楽しそうです。
でもびしょ濡れになると、他の人を濡らしたり汚したりして迷惑をかけるといけないので、人の多い時は控えめに遊んでくださいね。
川沿いのトレッキングコースには、このような緊急連絡用の電話BOXがあります。
赤目の由来
昔々、「役小角」(えんのおづぬ)と言う、山奥で修行をしていた超強い呪術師がいました。
どのくらい強いかと言うと、鬼を召使いにしてコキ使ってたくらい強かったそうです。
そう言えば、天川村、上北山村、下北山村などの大峯奥駈道に行くと「役小角」ってよく聞くなぁ。
と思い調べてみると「役小角」は山岳信仰修験道の開祖だったのです。
伝承によると、「役小角」がここで滝に向かって行を修めると、不動明王が牛に乗って出現しました。
その時の牛の目が赤かったので、この地を「赤目」と名付けたそうです。
また、不動院の本尊である、不動明王の目が赤く輝いているところから「赤目」と名付けられたとも言われています。
赤目温泉の奥にある 延寿院 は、藤堂藩二代目の藩主であった高次の治り難い眼病が、赤目不動尊の宝剣で完治した言い伝えがあり、目の神様としても知られています。
幽玄の竹灯(期間限定のライトアップ)
まだ行ったことはないのですが、秋から冬にかけてライトアップイベントが開催されています。
千本もの竹灯籠の光が、夜の渓谷に光る姿はとても美しいだろうな。
今年は行って見たいな。
詳しくは、赤目四十八滝のホームページを参照ください。
外部リンク:ライトアップ『幽玄の竹灯』
忍者修行の里
ここは伊賀忍者の祖である、百地丹波(ももちたんば)が修行した場所と伝えられています。
実際に忍者の衣装を着て、伊賀忍術を体験するアトラクションもあります。
犬も同行できたと思うので、子供たちだけでなく家族一同で楽しんでくださいね(笑)
詳しくは、下記のリンク先を参照ください。
外部リンク:自然の中での忍者修行体験
名物へこきまんじゅう
これ大好物なんです!
さつまいもをたっぷり使って焼いたおまんじゅうです。
ぜひ食べてくださいね、お土産にもどうぞ。
何故かここで立ち止まっておすわりしました。
すると、お店の方が出てきてとても可愛がってくれました。
きっと犬好きな人がいてると分かったのかな?
それとも、へこきいもが欲しかったのかな(笑)
営業時間
夏季営業時間(4月1日~11月30日) | 8:30 am ~ 5:00 pm |
冬季営業時間(12月1日~3月31日) | 9:00 am ~ 4:30 pm |
ライトアップ『幽玄の竹灯』 ※期間限定イベント | 16:30 am ~ 20:00 pm |
外灯がないので暗くなると危険です。
帰りの時間を考慮して、無理に奥まで行かないように。
料金
赤目四十八滝渓谷入山料
大人 | 500円 |
小人(小学生・中学生) | 250円 |
ライトアップ『幽玄の竹灯』 ※期間限定イベント | 大人600円 子ども300円 (赤目四十八滝渓谷入山料を含) ※入山券をお持ちの場合:差額 大人100円 子供50円 |
その他
参考リンク(外部リンク)
ご注意
- 濡れている急な階段を登るので、滑りにくく歩きやすい靴を履いてください。
- 犬が苦手な人もいるので、リードは短く持って狭い階段は譲り合ってください。
- 休日は混雑していることがあるので、朝一番に行くのがおすすめです。
アクセス
名阪国道の小倉インターチェンジから “やまなみロード” を経由するのがおすすめです。
“やまなみロード” は、バイクツーリングやドライブが好きな方はご存知かな?
途中、空に向かって飛んでいきたくなる場所があります!?
ので、スピードの出しすぎにはご注意を!
駐車場
専用駐車場はないので、周辺の売店や宿の有料駐車場を利用します。
料金は各駐車場でお尋ね下さい(500〜800円くらい)。
目的地に近づくと、最初に “赤目観光ハウス” の大きな駐車場が見えます。
ここから”赤目渓谷入口の最終トイレ” までに何ヵ所かの民間の駐車場があります(下の地図の区間)。
平日の空いている日だったら、一番近い “赤目渓谷入口の最終トイレ” の駐車場まで行っちゃいます。
でも混雑していると満車で立ち往生することになるので、早めに空いている場所に駐車します。
一番遠い “赤目観光ハウス” に駐車すると、散策スタートの日本サンショウウオセンターまでは、550mくらいです。
駐車場の形状的に、奥に駐車するとすぐに出せない駐車場もあります。
キーを係の人に預けているので、移動してくれますが時間がかかることもあります。
なので、混雑している日は奥の駐車場に無理して行かない方がいいです。
運転スキル
難易度:低〜中
峠道を運転しますのでご安全に!
(特に夜は暗いのでご注意下さい)
コンビニ
赤目四十八滝の近くにはありません
周辺情報
室生山上公園芸術の森
「ここいいね!」でも以前にご紹介した、イスラエルの彫刻家 ダニ・カラヴァン(Dani Karavan)さん監修のとても素敵な公園です。
詳しくは下記の過去投稿を参照願います。
銀木犀(ぎんもくせい)
“天空のドッグラン&カフェ 銀木犀”
広いドッグランで遊んで、創作料理のお食事ができます。
時々オフ会してるので、同一犬種がたくさんいてビックリするかも。
行かれる前には営業日のご確認を!
営業日 | 毎月の月初となる第一金曜日から1週間(翌木曜日迄) |
営業時間 | 午前10:00〜午後:6:00 |
外部リンク:天空のドッグラン&カフェ 銀木犀
道の駅 針テラス
名阪国道の針インターチェンジを下りてすぐにある道の駅です。
ここは、バイクツーリングの拠点で、休日にはたくさんのオートバイが集まっています。
いろんなオートバイを見たい方はどうぞ(笑)
まとめ
滝から放たれるマイナスイオンをたっぷり浴びて、気持ちのいいトレッキングを楽しんでくださいね。
それと、休日は大変混雑しているので、営業開始すぐの朝一番がおすすめです。
狭い急な階段を登るので、必ず 歩きやすい靴 で行ってくださいね。
そうそう、名物の “へこきまんじゅう” もおいしいのでお土産にどうぞ。
それでは良い休日を!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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