【奈良県曽爾村】犬とお散歩できる素敵な場所【曽爾高原(そにこうげん)】

【奈良県曽爾村】犬とお散歩できる素敵な場所【曽爾高原(そにこうげん)】

犬と一緒に歩けて、秋らしい素敵な景色を眺められる場所ってありますか?

帰りは温泉にも入りたいな・・・

そんな場所ってありますか?

あります!

今回ご紹介します、犬と一緒に行ける素敵な場所は、奈良県曽爾村にあるススキの名所、

曽爾高原(そにこうげん)

です。

ここいいねポイント

ススキが綺麗

秋晴れの曽爾高原
曽爾高原のススキ

10月から11月の秋晴れの日にお散歩するなら、是非おすすめの場所が曽爾高原です。

ススキが綺麗なことで有名です。

曽爾高原のパノラマ画像

  ◀◀◀ 写真上:パノラマ(横スクロール) ▶▶▶

曽爾高原パノラマ画像

  ◀◀◀ 写真上:パノラマ(横スクロール) ▶▶▶

選べる3つのコース

下記リンク先に徒歩の所要時間を記載した曽爾高原マップがあるので参照ください。

犬と一緒なら、日中の暑さも弱くなる10月から11月の秋晴れの日がおすすめです。

青い空と緑の草原と金色のススキがとても綺麗です。

夕方になると、夕陽に輝く金色のススキも綺麗です。

日が暮れるとお亀池周囲の灯籠が灯り、また違った世界を見せてくれます。

リンク:曽爾高原散策マップ(外部サイト)

亀山峠まで往復コース(おすすめ)

犬と一緒に曽爾高原を楽しむなら、亀山峠まで登って景色を楽しんで、そして来た道を戻る往復コースがオススメです。

曽爾高原入口の駐車場から少し歩くとお亀池に出ます。

お亀池を左手に見ながら歩いていくと、亀山峠への上り口があります。

亀山峠への登り口

ここから山登りになります。

少し岩場もあり足場の悪い部分もあるので、歩きやすい靴を履いてくださいね。

曽爾高原(亀山峠への上り道)

お亀池北側の登り口から15分くらい(ゆっくり登っても 20〜30分くらい)で亀山峠に到着します。

亀山峠に到着したら、休憩を兼ねて曽爾高原の景色をゆっくり楽しんでくださいね。

曽爾高原(亀山峠から景色を眺める犬)
曽爾高原(亀山峠から見たお亀池)

帰りは (亀山峠登り口まで来た道を戻ったら)、ススキの中を歩ける道 “石だたみの道” を通るがおすすめです。

風の谷のナウシカみたいに、金色の野を歩く気分になれるかも・・・

お亀池の北側は広場になっているので、お弁当を食べたり木陰で休憩したりできます。

曽爾高原(お亀池北の広場)

倶留尊山コース(かなりしんどい)

山登りやトレッキングが趣味で、犬も人も健脚の方向けのコースです。

曽爾高原(亀山峠から見た二本ボソへ向かう道)

亀山峠から稜線沿いに登って二本ボソを経由し、倶留尊山(くろそやま)へ向かうルートです。

上の写真で見える稜線に沿って登っていくと、途中に二本ボソと呼ばれる場所があります。

ここから先は個人の所有地になるので、入山料500円が必要になります。

途中に岩を登る難所もあるので、時間に余裕を持って十分に安全に配慮して登ってください。

犬と一緒だったら二本ボソの手前くらいまで行って、景色を眺めたら戻って来るくらいがいいかもしれません。途中で「危ないかな」「無理かな」と思ったら引き返してくださいね。

注)倶留尊山は個人所有の山なので、途中で入山料(500円)を払う場所があります(箱に入れるので500円持参)。

注)危険な岩場の急斜面があるので無理をしないように。

亀山峠〜亀山〜お亀茶屋コース(そこそこしんどい)

亀山峠(810m)から東の方向にある亀山(849m)へ向かい、遊歩道を歩いてお亀茶屋まで戻ってくる周回コースです。

曽爾高原(亀山峠から亀山へ向かう道)
曽爾高原(亀山へ向かう稜線からの景色)

途中に岩場の難所があるのですが、ここはチェーンを持って降りないといけない急勾配になっています。

曽爾高原(亀山へ向かう途中の難所)
曽爾高原(亀山峠と亀山の間にある難所)

怖がりな犬や、力が強くて元気な犬は危ないので無理をしないようにしてください。

ちなみに、ウル(盲導犬引退)は怖がりなので少しずつ足場を確保しながらゆっくり岩場を降りました。

ずのん(盲導犬の母引退)は、冒険好きで危ない場所でもどんどん行っちゃうので上からリードのテンションを掛けなながら「スロースロー」って落ち着かせながら降ろしました。

注)危なそう危険だと思ったら、無理をせず引き返してください。
注)犬が苦手な人もいるので、ビックリさせないように配慮してください。

亀山峠から亀山へ向かう場合、ここの難所を越えたあとは比較的歩きやすくなります。

曽爾高原(亀山〜おかめ茶屋間の遊歩道)
曽爾高原(亀山〜おかめ茶屋間の遊歩道)

そして、遊歩道の階段を降りるとちょっと狭い笹薮の道があるのでここを通ります。

曽爾高原(亀山〜おかめ茶屋間の道)

笹薮の道を抜けるとおかめ茶屋まではすぐです。

曽爾高原(おかめ茶屋へ向かう遊歩道)

そして、おかめ茶屋へ到着!

景色を眺めたり写真を撮ったりしながら歩いて、だいたい1時間半くらいでした。

曽爾高原(おかめ茶屋)

その他

夕陽と夜の灯籠がいい

夕方は石畳の道から見る夕陽が綺麗です。

夕陽に赤く染まったススキが金色に輝く世界を見せてくれます。

さらに日が暮れて暗くなると、お亀池の周囲にある200個の灯籠が幻想的な世界を見せてくれます。

でも、犬にとってはつまらないかな・・・早く晩ごはん食べたいって時間だし。

そうそう、この時間に行くなら懐中電灯をお忘れなく。

お亀の湯(温泉)

曽爾高原に行く時の楽しみが温泉です。

お亀の湯(曽爾高原)

お亀の湯、源泉加温なしでお湯がとてもヌルヌルなんです。

温泉好きの方は曽爾高原の帰りに是非どうぞ!

リンク:お亀の湯(外部リンク)

おすすめの季節

やはり秋です(笑)

10月から11月の2ヶ月くらいがおすすめです。

ベストで言えば10月下旬〜11月中旬くらいです。

それと、晴れた日に行ってください!

注)夏は水辺もなくて日陰もなく暑いので、犬と一緒はおすすめできません。
注)春は山焼きするので黒く焦げてます(笑)

アクセス

駐車場

曽爾高原 野口駐車場(有料)

曽爾高原(野口駐車場)

曽爾高原の入口近くにある駐車場で、ほとんどの車はここまで来ます。

ゲートがあるので入る時に料金800円を支払います(自動ゲートですが一万円札や五千円札も使えます)。

ゲートの前が曽爾高原への入口なので、できるだけゲートの近くに駐車したくなりますが、トイレが下の駐車場にしかありません。

なので、車で料金ゲートを通ったら駐車場の奥まで行って、左のほうに下った場所にある下側へ駐車するのがおすすめです。ゲートを入ってすぐの場所が空いていても結局トイレをするのに下の駐車場へ行って戻ってくることになるので・・・

ここでご注意を!

”曽爾高原に入るとトイレが無い!” ので、必ず駐車場のトイレで済ませてから出発してくださいね。

曽爾高原ファームガーデン駐車場(お亀の湯)

曽爾高原ファームガーデン(お亀の湯)

ここは無料なのですが、曽爾高原まで40分くらい歩くことになります。

ここまで渋滞が伸びていたら、野口駐車場までは歩くほうが早いと思います。

ただし、ここから歩くと曽爾高原のお亀の池くらいまでならいいのですが、亀山峠まで登るとちょっとしんどいかも(健脚な人と元気な犬でも往復で3時間くらいかな)。

曽爾高原の注意点

秋の休日は大渋滞する

曽爾高原の一番の問題は駐車場待ちの渋滞です。

渋滞してたどり着けない(笑)

秋のベストシーズンとなる10月中旬から11月の休日は、駐車場へ向かう車で大渋滞します。

対策としては、

  • 朝早くに行く(野口駐車場に8時くらい到着で)
  • ファームガーデンに駐車して歩く(結構遠い)
  • 平日に行く(笑)

休日には、お亀の湯があるファームガーデンに駐車して歩く人もいます(と言いますか、ここから野口駐車場まで渋滞していたら歩いたほうが早いと思います・・・遠いけど)。

休日に行かれるなら、8時までに曽爾高原(野口駐車場)に到着して、2時間くらいハイキングして、10時30分くらいにお亀の湯に到着するプランがいいかもしれません。

ちなみに、上記の二番目の方法(ファームガーデン)も満車になる・・・と言いますか、渋滞が県道81号線まで伸びている情報もありますので、ベストシーズンはやはり朝早くに行くことをオススメします。

余談雑談ですが、同じくススキで有名な和歌山の生石高原(おいしこうげん)も、紅葉で有名な高野山もベストシーズンの休日は大渋滞するのでご注意を!

高野山については別の投稿でご紹介しているので、ご興味あるかたは見てくださいね。

トイレが無い

※曽爾高原に入るとトイレがありませんので、駐車場のトイレですませてくださいね!

運転スキル

難易度:中

少し狭い山道もあります。

帰路に日が暮れると真っ暗なのでご注意を。

まとめ

10月から11月にかけてススキの見頃を迎える曽爾高原。

秋晴れの日があれば是非おすすめのハイキングコースです。

日中は青空と緑の草原、金色のすすきがとても綺麗です。

そして、夕方には幻想的な黄金色の世界が現れます。

日が沈み周囲が暗くなる頃、お亀池の周囲にある灯籠の明かりが、また違った幻想的な世界を見せてくれます。

でも犬とお散歩するなら晴れた日の青空の下がいいかな。

くれぐれも、土日祝の休日は駐車場待ちの渋滞が発生するのでご注意くださいね。

それでは良い休日を!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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